コスメを読むセミナー「界面活性剤を大解剖」その1

  • author: Akiko
  • 2017.11.20 Monday
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    日本化粧品検定協会のセミナーは界面活性剤の勉強でした。

    残念なことに界面活性剤は悪者扱いされているように思います。

    化粧品は水分と油分をちょうどいいバランスで使い心地がいいように配合されていて、
    水と油を混ぜるには界面活性剤が必要になります。

    今回はそんな界面活性剤の知識を知るいい機会だったと思います。

    第1部「界面活性剤の真実」ではどんな種類があるのか説明がありました。

    詳細はここでは記載しません。

    興味がある方はぜひ日本化粧品検定の1級対策テキストを参照下さい。
    https://cosme-ken.org/

    実際に水の油分が入っているボトルに界面活性剤を入れるとどうなるのか実験をしました。

     

    左の写真の上部は油分、下部の青い液体は水、そこに界面活性剤を1滴落とすと、乳化したものが下に沈んでいます。

    界面活性剤を全部入れると中央の写真のように、油分と水が混ざります。

    攪拌すると、右の写真のようにとろみが出ます。



    第2部「界面活性剤にまつわるウソ・ホント」では以前はラウリル硫酸Naという洗浄力はあるが、肌にダメージを与える成分が使われていました。それが界面活性剤は肌に悪いというイメージを与えたという話がありました。

    現在、ラウリル硫酸Naはほどんと使われていません。

    代わりに、ラウリルよりマイルドなラウレス硫酸Naが使われています。

    上記の洗浄力や殺菌力がある成分は洗顔やボディウォッシュなどに使われています。

    その他の化粧品に使われる界面活性剤はよりマイルドなものになります。

    メーカーが石油系界面活性剤不使用という記載をしていると、石油系が悪いように聞こえますが、最近は精製の技術が上がっているので、特に気にする必要はないそうです。

    その時の肌の状態や個人差がありますので、自分に合うものを選ぶと説明されました。

    複数の界面活性剤が入っていて、毒性のポイントをつけるような成分表の本では、ポイントが高くなってしまう化粧品があります。
    実は複数の成分を入れることによって、それぞれの特性を生かし、1種類の界面活性剤を入れるより少ない量にしています。
    単純に点数をつけることはできないとのことです。

    その後参加者からの質問タイムがありました。

    最近は泡立てない洗顔をを勧める記事が多くネットに挙がっていることに関しては、
    立てたほうがよく汚れが落ち、界面活性剤が水と油とよく混ざるため、そのほうが顔への負担が少ないと回答されました。

    シャンプーやコンディショナーのシリコーンが毛穴に詰まるという悪評についても濡れ衣で、
    髪に付着して被膜を作るシリコーンがあり、カラー剤が入りにくくなるため、美容師さんに嫌われたのがきっかけだそうです。

    資生堂や花王のサイトにはシリコーンに関する説明がありますので、気になる方はそちらをご覧下さい。
    http://www.shiseidogroup.jp/rd/topic/silicone.html
    http://www.kao.com/jp/qa_cate/shampoo_04_01.html

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